ファクタリングのメリット・デメリット

ファクタリングとは、売掛金などの債権を期日前に法人から買い取るサービスです。法人からすると買取手数料は引かれますが債権を早く現金化できるので、経費の事前持ち出し等の急な資金需要にも対応することができます。

メリット

①債権を期限前に現金化できます。(手形割引に近いです。)

②申し込みから入金完了までが、銀行融資に比べて非常に早いです。(銀行融資は、最短でも2週間以上かかります。)

③担保や保証人が不要になります。

③赤字や税金滞納があっても、ご利用できます。
⇒融資の場合は、契約不可になるケースがほとんどです。

デメリット

①買取手数料が高いです。(法人の信用力にもよりますが、通常3~20%になります。)
⇒銀行融資は、年利1~5%の利息で済みます。

②一時的な資金調達にはなるが、根本的な資金繰り対策にはならないです。

③融資に比べると、調達可能金額は少な目になります。

ファクタリングに関しては法外な手数料を要求するところや、ファクタリングを装ったヤミ金融業者もあるので金融庁も注意を呼び掛けています。

利用する場合には手数料の妥当性、会社の信用度、契約内容などを税理士の先生も含めて、しっかり確認するようにしましょう。

07/03/2023